今年は季節の進みが早く、桜の開花も平年より早くなりました。3月の気温が高かったため、新茶の新芽の成長も早く、新茶の摘み取りも早くなりました。例年ですと4月23日頃から摘みとり始めるのですが、今年は1週間程度早く摘み取りが始まりました。
季節が早く進むのは地球温暖化で気温が上がっているのが原因かもしれません。茶農家にとっては早く摘み取りが出来るのはありがたいのですが、気温全体が上がるとお茶の生育にとってはデメリットもあります。それは夏場の気温が上がって、茶園の生育に影響が出るからです。また気温が上がってきますと病害虫の発生も懸念されます。また気温が上がることで大雨の心配もあります。自然から作られるお茶にとって自然の異変は重大な事です。
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