いよいよ新茶シーズンがやってきました。一年間丹誠込めて育ててきた新茶の摘み取りが始まります。今年の冬は例年になく寒く、茶園の樹はゆっくりと冬眠が出来ました。冬の寒さはお茶の樹にとっては、ゆっくり休める重要な事です。３月に入り、次第に暖かくなってお茶の樹も目覚めてきました。今年はゆっくりと暖かくなった影響で、お茶の樹に栄養成分がじっくりと行き渡りました。そのため、お茶の新芽の色が例年より濃くなったような感じがします。
茶業界は３年前の東日本大震災以来、苦境に立たされてきました。また、４月からは消費税も上がりました。お茶の販売には不利な条件が多くありますが、今年は美味しい新茶をお届けすることで、新茶の魅力を再確認して頂き、末永くお茶を愛して頂けるような新茶が出来たらと良いなと思っています。
|
