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緑茶ペットボトルとお茶業界 2010年6月27日

今は二番茶の摘み取り作業を行っています。当店では、お客様に販売するお茶のほとんどは新茶(一番茶)でお送りをしています。そのため二番茶は、業務用や会社納めのお茶として生産をしています。でも、ここ数年の緑茶ペットボトルの普及によって、二番茶の需要が多くなってきました。ペットボトルの原料となりますお茶は単価の安い二番茶が主体になっています。そのため、大手飲料メーカーの仕入れ動向がそのまま二番茶の単価に左右されるようになりました。このところの緑茶ペットボトルのブームによって二番茶の需要はありました。でも、昨年あたりから、ペットボトルの流行が、ノンカロリー炭酸飲料に移って来たこともあって、緑茶のペットボトルも頭打ちになってきました。また、デフレの影響で、2リッターのペットボトル緑茶が特売の目玉商品になるようになりました。その影響もあって今年の二番茶の単価は安くなっています。

緑茶ペットボトルが出始めた時は、お茶業界にとって驚異になりました。でも、緑茶ペットボトルの普及と共に、大手飲料メーカーが二番茶の買い支えをしてくれるようになりました。でも、ここにきてまた飲料メーカーが買わなくなるとなりますと、二番茶の行き場が無くなってしまいます。ますます緑茶業界は難しい時代を迎えるかもしれません。でも、お茶を売ることで、お茶のもつ癒やしや、ゆとりを一緒に提供できれば、お茶をいつもまで飲んでくれるのではないかと思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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