波乱続きだった今年の茶業界 ２００８年１２月１４日
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今年もあと半月で終わりになります。今の時期になりますと、今年１年を振り返ってみる人が多いと思います。今年の茶業界は、原油の高騰で燃料価格と資材価格の値上げに泣かされた１年でした。特に燃料価格は、夏頃から急激に上がって、四茶（秋冬番茶）の製造時には、燃料価格の値上がりで、お茶を製造しても赤字になるのではない不安になりました。その後、原油価格が下がるに従って燃料（重油）価格は下がってきましたが、包装資材は高いままになっています。
今回、原油価格が下がったのは世界的な不況が原因です。今度は、不況でお茶を含めた商品が売れないという状態が来そうな感じです。すでに、残業や冬のボーナスも少なくなって、家計の収入が少なくなってきています。そんな状況でお茶を売っているのは大変になっていくと思います。お客様にお茶を買って頂く基本は、おいしいお茶を安く提供することだと思っています。これからは、本当に必要なものしか買わないという消費者が多くなってくると思います。そうなっても、当店のお茶をご愛顧頂けるように、経費を削減して値段を抑え、さらに効率の良い製造でよりおいしいお茶を造っていきたいと思っています。
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静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。
産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。
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