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肥料と環境問題 2006年9月11日

お茶を含めて、農産物には肥料は欠かせません。でも、農産物に肥料を与えるということはその土地の環境を破壊している、ということになってしまいます。というのは、肥料は、化学肥料・有機肥料、共にその土地に養分を加えてその土地の環境を変えてしまうことになってしまいます。特に、最近ではおいしいお茶を造るためにたくさんの肥料を施すようになりました。この肥料が、地中にしみ込み、沢から川に流れ、川の環境汚染まで発展しています。川の水質検査をしますと、肥料の成分が水質汚染の原因になっていることがわかってきました。

そのため、静岡県は県条例で、年に施すことの出来る肥料の上限を決めています。研究機関において、これだけの肥料を施せば、これ以上施しても味やうま味成分が増加しないという数値を決めました。この数値を参考に、年に施すことの出来る肥料の数値を決めました。現在、トレイサビリティー制度で、すべての肥料と農薬の記録をしています。そのため、数量をごましかして肥料をたくさん施すことは出来ません。おいしいお茶を造るためには、いかに効率よく肥料を施すかということを考えなくてはいけません。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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