今年の夏は猛暑になりそうな気配です。関東から西ではすでに梅雨明けをして、毎日真夏日が続いています。お茶はもともと暑い地方の作物なので暑さには強いのですが、それでも日照りになってくるとお茶の樹が弱ってきます。うちの所は牧之原台地にあり、水はけがいい土地です。この水はけの良さがお茶の栽培には大切なのですが、土が水を保てないのは日照りには弱いということになってしまいます。
そのため、夏場日照りになると茶園に水やりをするのが日課になります。今年の暑さを考えると水やりは来年の新茶のためにも大切な作業になりそうです。水やりといっても、大型のポンプで水をまきます。広い茶園に水をまくのは大変な作業ですが、この作業が来年の新茶の味を決めるとなるとおろそかには出来ません。
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