先日気象庁から今年の桜開花時期予報が発表になりました。今年は東京では３月２０日、静岡では２１日が開花予想日として発表されました。例年より７〜１０日早い予想です。桜の開花が早いと、それだけ新茶の時期も早まります。一昨年は３月中に花見が終わるという例年になく早く桜が咲きました。新茶の時期も約一週間早まりました。今年も、予報通りに桜が咲くと、新茶の時期も一週間ほど早くなりそうです。
新茶の時期が早くなれば、それだけ皆様のところに新茶をお届けできてうれしいのですが、問題は遅霜の被害です。早くから新芽が出るので、それだけ遅霜にやられる危険性があります。春先の天気は気まぐれですので、予想が付きません。防霜ファンが整備されているとはいえ、急激に冷え込みには万全ではありません。お茶は自然の産物です。人間がいくら手入れをしたり肥料をしても、最終的には天候に左右されてしまいます。これから新茶の時期まで、天気予報を見ながらの作業が続きます。
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