新茶の知識・新茶販売 |
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新茶の知識 新茶についての知識(うんちく)を解説しました。おいしい新茶はどのようにして出来るのか、質問とそれに対する答えという形式で説明をいたします。 八十八夜とはなんですか? 八十八夜とは立春(2月3日)から数えて88日目の日の事を言います。今年は5月2日が八十八夜になります。昔から、この日に摘み取られたお茶を飲むと一年間無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。実際に、この日前後に摘み取られたお茶は新茶の中でも一番味がのっておいしいお茶に仕上がっています。 新茶と一番茶とは違うのですか? 新茶と一番茶とは同じお茶の事を指しています。呼び方が違うだけです。お茶は基本的に年間4回摘み取られます。4月終わりから5月中頃まで摘み取られるお茶を一番茶と言い、最初に摘み取られるので新茶と呼ばれています。2番茶は6月の中頃から7月の始めまで、3番茶は7月の終わりから8月の始めまで、4番茶は9月の終わりから10月の始めまで摘み取られます。1番茶を新茶と呼ぶわけですが、初物(はつもの)という意味を込めて新茶と呼ばれています。 新茶はなぜおいしいのですか? 新茶は冬の間じゅう養分をしっかりと貯えて、それを春の芽生えとともに成長していきますので、おいしいのです。また、お茶はお茶の木の葉を加工して作ります。春になってお茶の新芽が伸びて来る時、最初に出る葉はみずみずしい若葉なのでそれだけおいしいお茶になります。このみずみずしい若葉の事をみるい(静岡方言、茶業用語)と言います。
新茶は新茶の時期しか売らないのですか? 一番茶の事を新茶と言うことは書きました。弊社ではほとんどのお茶を、一番茶の一番おいしいお茶を使って販売しています。5月に生産された一番茶を、専門の袋に真空にして約0℃のお茶専門の冷蔵庫で保管しています。それを年中販売しています。ですので、当社で販売しているお茶はすべて新茶と言うことができます。しかし、新茶という名前で販売するのは、夏頃までにしています。というのは季節の旬を味わってもらいたいためです。 お茶の知識に戻る |
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