乗用茶摘み機 |
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いままでの茶摘みといえば、手で摘み取るのが最高とされてきました。実際に手で摘み取られたお茶は最高級品として当社でも販売しています。でも、すべてのお茶を手で摘み取る訳にはいきません。 いままでは二人で茶摘み機を持って、茶園の畝(うね かまぼこ型になった茶園の事)に沿って茶摘みをしていました。でも、両手で重い茶摘み機を持っているのでどうしても摘み取りが不揃いになってします。それに、体力的にも重労働です。 そこで、左のような乗用の茶摘み機が登場しました。茶園の畝の上をまたいで摘み取りをおこないます。下にはキャタピラがついていて移動します。茶園までの高さが一定のため、きれいな摘み取りが出来ますし、何より力がいりませんので体力的にも楽です。その上、摘み取り能率は何倍にも上がって短時間に摘み取ることが出来ます。 ただ問題なのは、茶園が平坦地に限られるということです。5度程度の傾斜までは大丈夫みたいですが、川根や静岡の奥の本山のように山に沿ったような茶園では導入は困難です。幸いなことに、当社の回りの茶園は牧之原台地の中央部にあって、すべての茶園が平坦地になっています。当社の茶園でも来年新茶時期より、乗用茶摘み機の摘み取りを行って行く予定でいます。 これからの農業の高齢化と能率化には乗用茶摘み機の導入が不可欠になってくると思います。 乗用茶摘み機の様子を動画で見られます。こちらからどうぞ お茶の知識に戻る |
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