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深蒸し茶 |
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![]() 深蒸し茶は、昭和30〜40年代菊川市のお茶農家が開発されたといわれています。当時、菊川市を含めた牧之原台地のお茶は、日照時間が長く茶葉が厚く堅くなりがちでした。そのため、品質的に渋いお茶を生産されていたため、あまり人気がありませんでした。そこで、渋いお茶をいかにしてまろやかなお茶にするかを研究した結果、蒸し時間を長くすることによって、茶葉の繊維を柔らかくし、渋味を取り去った緑茶を作る事に成功しました。それが現在の深蒸し茶のルーツになっています。 現在、菊川市は深蒸し茶発祥の地として人気を得ています。当店のお茶も深蒸し茶製法によって作れています。そのため、味がまろやかになって、お茶の色は濃い緑色をしていて、とても美味しいお茶に仕上がっています。 ![]() 普通の緑茶(普通煎茶)は、茶葉を摘み取ってあと茶葉を蒸します。その時間は10秒〜60秒程度です。深蒸し茶は、蒸し時間を約倍にして、60秒〜180秒蒸します。茶葉を長時間蒸すことで、お茶の葉の細胞が崩れ、お茶本来の成分がお湯に溶けやすくなります。そのため、普通煎茶ではお湯に抽出されない、βカロテンやビタミンE、クロロフィルがお湯に溶けやすくなっています。 ![]() ![]() 深蒸し茶は、茶葉を長時間蒸すことで茶葉を柔らかくしています。そのため、お茶の形が崩れやすく、粉状になりやすくなっています。そのため、見た目は悪くても、味はまろやかで甘みがあります。長く蒸すことで、お茶の中の成分がお湯の中に溶け込みやすく、お茶の本来の成分を取り込みやすくなっています。そのため、深蒸し茶は健康に良いといわれています。 深蒸し茶は、長い時間蒸すことで粉状になりがちです。そのため普通の急須を使いますと目詰まりを起こす恐れがあります。深蒸し茶を淹れる時は、目の細かい深蒸し用の急須を使われることをお勧めします。当店で販売をしています透明急須は、深蒸し茶用に作れていて、落としても割れず、急須の中が見えるのでとても使いやすい急須になっています。 また、ワイン型のフィルターインボトルを使いますと、お洒落に深蒸し茶を楽しむ事が出来ます。 お茶の知識に戻る |
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