本年度(平成21年度)の手揉み茶の入札が、,平成21年9月10日に静岡茶市場で行われ、少量ですが落札をしてきました。昨年は思った以上に人気があってすぐに売り切れてしまいました。今年は、昨年より多く落札してきましたが、在庫がなくなり次第売り切れになりますので、お早めのお買い求めをお願いします。
手揉み茶は、全ての作業を人間の手だけで製茶した製品です。そのため、お茶造りの原点と言われています。
今では、全てのお茶は機械で製造されます。でも、お茶はもともと人間の手だけで作られてきました。今の機械は、その人間の手の動きを機械に置き換えただけです。基本は人間の手です。そのため、手揉み茶を造れるとということは、お茶の原点を知っていると言うことです。
製造開始から、お茶になるまで約4時間かかります。それをすべて人間の手だけで行いますので、とても重労働です。出来上がるお茶の量も少なく、昔の人の苦労が、手揉み茶作りを見ていますと、つくづく感じることが出来ます。今では、機械化でコンピュータ制御によってお茶が造られますが、お茶造りの基本は手揉み茶です。そのため、お茶を造る人は手揉み茶の勉強もしています。
毎年、各地で研修的に手揉み茶が造られます。今回販売する手揉み茶は、全国手揉み茶品評会用に特別に製造された貴重な手揉み茶です。そのため数量が少なく、市場に流通することはほとんどありません。
手揉み茶の凄いところは、お茶の葉の原型をとどめて製茶されると言うことです。右の写真は、手揉み茶をお湯でだしたところです。摘み取られたお茶の葉そのままの形になっています。機械揉みのお茶ではこういった事はあり得ません。
お茶の葉の形を残したまま、製茶していく、その技術が手揉みの術になっています。味も、お茶本来の深く、まろやかな味に仕上がっています。人間の手の温もりと、匠の技がお茶の原点の味と香りを引き出してくれるのが、手揉みのすばらしさです。
※手揉み茶の美味しい入れ方
揉み茶は、柔らかな新芽を使っていますので、お湯の温度はぬるめの約70℃程度、で約3分ぐらい抽出して下さい。ゆっくりと淹れることでお茶の甘みとこくが出てきます。
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