講習ノウハウ

4月からダイビングスクールの料金体系が鮮明化されました。今までは講習費用○○○円と書いてあっても、レンタル機材が別途料金だったり、海洋講習費が別途にかかって、広告の料金よりも倍以上高くかかることもありました。そこで、4月からはCカードを取る講習内容を判りやすくしてトラブルを少なくするようにするとともに、クレームの窓口を業界団体が作る事で、これからダイバーになろうとする人を守ろうという試みが始まりました。下記に、今回決まった講習の料金並びにシステムについて説明します。


●Cカードについて

今まではダイビング講習というとなんとなく判っていましたが、今回Cカードを取得するダイビング講習について明確に定義されました。それはCカード講習とは「同等のダイバーとバディを組み他の監督なしで潜ることの出来る最低ランクの講習」と定義されました。また、今まではCカードのことを「ライセンス」とか「潜水免許」などと公的な意味合いを含めた表現をされてきましたが、今後は一切使用を禁止されました。


●Cカード取得までの必要な費用を表示

今までは、講習費用と言っても、レンタル機材代が含まれていなかったり、海洋実習費が別途かかったりしていて、価格内容が明確ではありませんでした。そこで、今回は下記の6項目を講習の費用として明記するようになりました。それ以外の費用がかかる時は「別途費用がかかる」ことを明記しなくてはいけません。

講習料金内容

1.指導料
学科、プール実習費用、海洋実習費用、など講習指導料。補習の費用は含まない。

2.教材代
テキスト、ダイプデーブル、ログブックなど講習時に必要な教材の費用

3.施設使用料
講習時に使用するプール使用料、海洋施設使用料、海域使用に関する入海料。またボートダイビングのボート代など。

4.タンク、ウエイトレンタル料
講習時のタンク、ウエイトのレンタル料及びエアーチャージ料金。

5.Cカード申請料
各団体のCカードの申請にかかわる費用。

6.機材レンタル料
タンク、ウエイト以外のすべての機材のレンタル料。


●別途料金

上記の6項目以外に講習時に料金かかかると時は別途料金が必要と書かなければいけません。また、講習時にレンタルではなく自分の機材を購入して使用しなければいけない時は、それもあわせて書かなくてはいけません。


●交通費・宿泊費

上記6項目の中には、海洋講習に行くための交通費と宿泊費は含まれていません。また、別途料金にも書かれていません。そのため必ず講習費用を聞く時には、交通費と宿泊費を確かめましょう。また、海洋講習時の昼食は各自の負担ということも多いので、念のため確認をしましょう。


●注意すべき点

誰でも安く丁寧な講習を望むはずです。しかし、丁寧な講習はそれなりに価格が高くなる傾向にあります。現在都会のショップで講習を受けるとすべての費用は6万〜10万かかると思って良いと思います。それより安いショップは何かからくりがあると思って良いと思います。例えば、講習時にレンタル機材よりも自分の機材を使った方が安全だと言って、機材の購入を義務づけるショップもあります。

講習の時に、自分の機材を購入してやるか、レンタルするかの問題は、個人的な意見としてはレンタルでやった方がいいと思います。というのは、講習を受けてみたけれどやはり自分には合っていない、と思うことがあるからです。また、講習を受けてみて耳の調子が悪くて専門のお医者さんに診てもらったら、ダイビングをしない方がいいと言われた、など講習後ダイビングが続けられない事が考えられるからです。

講習が終わり、これからダイビングを長く続けたいという意思がはっきりしてから、機材を購入しても遅くはないと思います。


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