六月も中旬になり、今年の新茶の評価がお客様から頂くことが多くなりました。作っている方からしましたら、今年の新茶は天候に恵まれて美味しい新茶が出来たと思っています。でも、お客様は毎年新茶をご購入頂いていますので、おのずと評価が厳しくなります。多くのお客様から今年の新茶は美味しかったといううれしい評価を頂いています。お茶は農産物ですので、天候によって出来不出来が出てきてしまいます。茶園の手入れを万全にしましても、天候によっては思いの外期待外れのお茶が出来上がることが出来ます。それだけ天候は重要です。
最近は温暖化の影響からお茶の摘み取り時期が早まっています。そのため、新芽の伸び始める時期が早くなり遅霜の被害に遭いやすくなります。今年は幸いなことに遅霜の被害はありませんでしたが、これから先の気候変動はお茶の生産にとっても重要な問題になってくるかもしれません。
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