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春の訪れと新茶への期待 2012年3月17日

お彼岸近くになりますと、お茶農家は新茶への期待と、遅霜への心配をするようになります。今年は、久しぶりの寒冬の影響で、桜の開花も遅くなっています。例年ですと2月の中旬には満開になる伊豆の河津桜がやっと満開になったということです。気象会社の桜の開花予想も、例年よりも遅い予報になっているようです。桜の開花が遅くなりますと、新茶の摘み取りも遅くなりそうです。例年ですと、4月18日頃には新茶の摘み取りが始まりますが、今年は5日程度遅くなるかもしれません。

今まで、暖冬の影響で新茶の摘み取りが早かったですので、例年並みになったのかもしれません。ぼくが子供の頃は、ゴールデンウィークが始まる頃にお茶摘みが始まった記憶があります。少し前までは、八十八夜の5月2日頃にお茶摘みのピークを迎えていましたが、最近では、八十八夜頃には早場所ではお茶摘みが終わっているところもあります。それだけ、お茶摘みの時期が早まっているのだと思います。今年は、冬が寒かったこともあって、お茶の樹は十分に冬眠出来ていると思います。暖かくなって、お茶の樹が目覚め、肥料をたっぷりと吸収すれば、おいしい新茶が出来上がると思います。あとは、新茶の摘み取りまでの気候ですが、こればかりは神に祈るしかありません。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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