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TPPとお茶 2011年11月14日

いま日本で一番話題になっている問題といえばTPPだと思います。野田首相が先週ハワイで正式に参加をするという表明をしました。TPPに関しては、農業団体は猛反対をしています。特に米農家は海外から安いお米が入ってくると反対をしています。でも、お茶農家はそんなに反対はしていません。と言いますのも、お茶には輸入にも輸出にもそんなに関税が掛かっていないからです。

数年前まで安いお茶を調達するために、中国やベトナムからお茶が輸入されたことがありました。日本のお茶より半分以下の値段で輸入されたこともありました。でも、お茶の表示に原産国の表示が義務づけられてから、海外産(中国やベトナムなど)の緑茶を取り扱う所はほとんどなくなってしまいました。当時、中国の毒ギョウザ問題もあって、海外産の食品の安全性が問題になっていました。それ以来、一般消費者向けの緑茶の輸入はほとんどなくなってしまいました。日本の消費者は、少しぐらい安くても安全性が証明されていない食品には手を出さないと思います。それを考えますと、TPPでお米などの農作物の関税が低くなっても、全て海外産になってしまうということはないと思います。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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