7月も中旬に入り梅雨末期の大雨が各地で降っています。特に、都会ではゲリラ豪雨で浸水被害が出ています。ゲリラ豪雨の原因が地球温暖化といわれています。でも、気温が上がるばかりではなく、高温と低温の震幅の差が激しいことも指摘されています。今年は、3月末に記録的な低温になって、お茶を始めたくさんの種類の農作物に遅霜の被害をもたらしました。たった一晩で、その後の生育に大きな影響をあたえてしまいました。いままで、温暖化ということで遅霜に関して油断していたのかもしれません。
梅雨の時期は雨が降って当たり前なのですが、この雨の降り方で来年の新茶の品質が左右されます。といいますのは、今の時期に十分な雨が降っておきませんと、夏場の暑さでお茶の樹が弱ってしまいます。夏場、お茶の樹が弱りますと、その後の生育に支障を来してしまいます。雨が降る時はしっかり降り、晴れる時にはカラッと晴れることが大切です。季節通りの天候が続くのがお茶にとっては一番大切なのですが、最近はうまくいかなくなっているようです。これも地球温暖化の影響かもしれません。
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