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新茶を取り巻く環境 2009年4月11日

今週から、当店の南部にある早場所では新茶の摘み取りが始まります。当店でも、来週には新茶の摘み取りを行う予定でいます。茶業界にとって、新茶のこの時期は一年で一番忙しく、神経を使う時期です。特に今年は、不景気の影響でお茶の需要が落ち込む予想があり、そのためお茶価格の相場が弱く推移しそうな感じです。お茶の値段が下がるということは、お茶農家にとっては、手取りが少なくなることです。当店を含めて、お茶で生計を立てている所は、収入が少なくなるということは死活問題でもあります。世界的な不景気ですから、仕方がないと諦めてばかりはいられません。

この不景気でも業績を伸ばしているところもあります。安い衣料を販売しているユニクロや、家具販売のニトリは業績を伸ばしています。両者に共通しているのは、安くても品質が良く、お手頃で買いやすい、という点だと思います。お茶も同じように、安くてもおいしいお茶は売れています。安くておいしいお茶を作るには、徹底的なコストカットが必要です。製造から販売まで中間マージンを通さない、当店のような製造直売は安くておいしいお茶をお届けできるシステムだと思います。さらに、包装資材の無駄を省いたりしてもっとお買い求めやすいように心掛けようと思っています。それが、エコロジーにもつながり、少しでも地球環境保全に役立てばと思っています。来週から始まります新茶では、よりお買い求めやすいように、コストを考えながらおいしい新茶を造っていきたいと思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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