今週初めから秋冬番茶の摘み取りが始まりました。今年最後のお茶摘みになります。4月の新茶の摘み取りに始まり、6月の二番茶の摘み取り、そして今回の秋冬番茶で一年の摘み取りが終了します。毎年思うことですが、秋冬番茶の季節がやってきますと、一年の反省と来年への目標が見えてきます。
まだ、一年を振り返るには早い時期ですが、実際にお茶を扱っていますと、今年一年のお茶の管理や摘み取りに対する気持ちがより鮮明によみがえってきます。今年は、春先の穏やかの天候で、霜の被害もありませんでした。そのため、新茶の出来も良かったです。最近は温暖化の影響で霜の影響はあまり心配なくなりましたが、その反面夏場の高温と干ばつの心配が出てきました。お茶の味は、お茶の樹がいかに元気に育っているかで決まってきます。そのため、一年を通して健康管理をしなくてはいけません。これからは、一年を通しての管理に重点を置いて、よりおいしいお茶造りをしないといけないと思っています。
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