お茶の品評会というと、お茶の葉を摘み取って、それを加工して製品となったお茶の品評会を想像する人がほとんどだと思います。でも、静岡には、茶園そのものを審査する品評会があります。お茶は、加工技術も大切ですが、茶園の管理の方がもっと大切です。管理された環境の良い茶園からでないと、美味しいお茶を作ることは出来ません。料理もそうですが、素材が良くなければ、いくら著名な料理人が調理しても、美味しい料理が出来ないのと同じ事です。
この茶園の審査会が先日静岡県内で行われました。今の時期は、今年のお茶の摘み取りも終わり、これから休眠期間に入ります。一年間どれぐらい管理されていたかが一番判る時期だからです。良いお茶造りは、良い茶園造りからということです。当店でも、美味しいお茶を作るために、まずは茶園の管理をしっかりしなくてはと改めて認識しました。
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