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新しいお茶の品種 2004年2月19日

当店では「品種茶見本セット」として新しい種類の品種茶を販売していました。今年は品種茶に対して人気があって、すでに完売になってしまいました。それだけ、お茶好きな人は新しい品種に興味があるのだと思います。お茶の品種の90%以上はやぶ北という品種です。このやぶ北という品種はは、病気に強く、収量も多く、何より甘みがあって、生産家にとってもまた消費者にとっても好都合の品種です。しかし、同じ品種のお茶ばかりでは飽きられてしまいます。そこで、やぶ北に代わる品種が求められてきました。しかし、他の果物や野菜に比べてお茶の品種の開発は進んでいません。

というのは、お茶は苗を植えてから、摘み取りが出来るまで約5年程度かかるからです。その間の収穫はゼロになってしまいます。大規模な生産家なら問題ないでしょうが、零細な農家が多い茶業界は新しい品種が出来てもおいそれとは乗り換えることが出来ないのです。しかし、最近花粉症に効果があるといわれる品種が開発されました。それは「べにふうき」という品種です。もともと紅茶の品種でしたが、それを改良したものです。効能があって、引き合いが強ければ作る農家も多くなると思います。新しい品種や、効能があるとされている品種をお届けするのも、当店の務めだと思っています。今年の新茶には、また違った品種のお茶をお届けしたいと思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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